観光/イベント

サービスエリアの周遊分析

サービスエリアの周遊行動をモバイルGPSデータを使って分析
那須高原サービスエリアを起点とした、半径約100kmの周遊ルートを示しています。水色の線は、那須ハイランドパーク、那須ガーデンアウトレット、大内宿への移動が多いことを表しています。また、大内宿方面からは、会津若松や喜多方方面への周遊が見られます。

「LocationMind xPop」データは、NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータ。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれない。 LocationMind xPop © LocationMind Inc. / © 2024 Mapbox / © OpenStreetMap

Challenge

サービスエリアや道の駅は、ドライバーのための休憩拠点としてのみならず、観光・物流・地域モビリティのハブとしての機能高度化が期待されています。一方で、これらの施設の「商圏分析」は意外と進んでいないのが実態です。

Solution

人流やトラックのデータを用いて、サービスエリア・道の駅の利用実態に関する分析を行いました。サービスエリア・道の駅の滞在時間、前後の滞在地や利用者の属性を把握することで、効果的な観光PR・物流拠点としての潜在需要調査・地域モビリティデザインの検討に資するデータを提供することができました。

コンサルティング
PoC支援
データサービス
ソフトウェアサービス

イベント時のリアルタイム人流データ提供

リアルタイムな人流データを提供し、現状を即座に把握
ピンク色の箇所が過去20日間の人口より増加しているエリアです。緑は減少しているエリアです。

「LocationMind xPop」データは、NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータ。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれない。 LocationMind xPop © LocationMind Inc. / © 2024 Mapbox / © OpenStreetMap

Challenge

従来の人流データでは1日前や1か月前などのデータを基に分析されることが多く、今起きているリアルタイムの現象と過去データとの間にギャップが存在していました。リアルタイム分析には技術的なハードルが高く、またコスト面での課題もあり、これまで提供されてきませんでした。

Solution

現在時刻からわずか5分前の交通手段別リアルタイムデータの提供を実現しました。これにより、お盆や年末年始のイベント、台風や地震といった自然災害、鉄道の運休などの際に、移動人口の変化を即座に観測できるようになりました。普段とは変わらない状況なのか、異常な現象が起きているのか、あるいは今後起こりそうな現象など、状況や兆候を迅速に把握できるようになりました。

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